がん/「第4の治療」に期待高まる。がんワクチン療法。(最新医療情報:治療法)
Last-modified: 2010-03-11 (木) 09:49:52 (176d)
「第4の治療」に期待高まる。がんワクチン療法。(最新医療情報:治療法) †
- カテゴリー
- 治療法に関する最新情報
- データ番号
- 968
- コメント
- 体が本来持っていう免疫の力を利用して、がん細胞を攻撃する「がんワクチン療法」が大きな注目を浴びている。中でもペプチド(タンパク質の断片)を使った療法は、複数の病院で安全性や有効性を検証する臨床研究が始まっており、既存の治療法がなくなったがん患者からの期待は高い。手術、放射線、抗がん剤に次ぐ治療法として期待が高まっている。
「すごい効果が出るとは思ってなかったが、何らかの手応えを感じている」とペプチドワクチン療法の印象を話す(千葉徳州会:浅原副院長)。同病院は日本のゲノム(全遺伝情報)解析研究を率いてきた東京大学医科学研究所が開発したペプチドを使い、既存の治療法が尽きた「膵臓がん」患者を対象に臨床試験を行っている。
膵臓がんは診断から1年以内で亡くなる人も多く、治療法が尽きた患者の余命は一般的に数カ月とされる。同病院が臨床試験を行っている患者の中には腫瘍が縮小したり、マーカーが下がったりした患者もいたという。
浅原副院長は約10年にわたり、癌研有明病院で消化器がんの治療に携わってきた経験を持つ。肝がんなどの患者ではごくまれにがんが自然消滅するケースはみたことがなく、臨床試験の経過を驚きながら見守っているところだという。
ペプチドを使った臨床試験は、平成18年から、食道がんなどで全国の大学病院を中心に行われ、ワクチンに反応するリンパ球が要請の患者は、陰性の患者に比べて生存日数が2倍以上長いことが分かっている。
また、久留米大学病院が実施する別のペプチドワクチンと抗がん剤を組合わせた併用療法では、従来なら生存期間の中央値が10〜12カ月という既存の治療法がない前立腺がん患者の名かで、HLA(白血球の型)が「A2」というタイプでは25カ月と約2倍長くなる効果が得られている。
こうした成果に患者の期待は高まるが、米国には「ペプチドワクチン単独では効果が乏しい」という論文もあり、有効性をどう判断するか課題も多い。「がん治療法はゲノムを使うことで大きく変わってきたいる。医薬品になでば、日本のがん死亡を年10万人減らせるのではないか」と話す。 - 登録日
- 2010-03-11 (木) 09:49:52
- カウント
- 392

